昨日から僕の所属する課に新人が配属されてきたんだけど、当の自分がまだ完全に新人気分だったんで、こいつを指導せよといわれても自分がどういう立場なんだか正直全然ピンと来てなかった。
ところが! 今日上司がこの課の業務について、あるいは僕と新人が取り組む業務について新人に説明しているのをたまに補足説明しながら見ていたら、沸々と先輩意識が湧いてきた。
「純損益ってなんですか?純利益なら聞いたことあるんですが。」
「タイシャクタイショウヒョウ?どういう漢字を書くんですか?」
といった質問を聞いているうちに、ああ、自分が教えるべきこと/教えられること、それなりにありそうだな、と。
彼は学生時代には国際関係を専攻していて、社会学拠りの開発学的なことを勉強していたらしい。僕も学部・修士と曲がりなりにも社会学を専攻としてきたので分かるんだけど、社会学(やそれに類するもの)をやっている人は大体実学には興味がないので、ビジネスマンの超基本的常識レベルのこともさっぱり分からない。僕も今の業務をするまでは会計的なことなんてさっぱり分からなかった。「貸借対照表」っていう漢字は知ってたけど。
今週金曜に会社の予定原価計算制度について彼へレクチャーするための資料を作ってるんだけど、上記のような知識水準の人に分かってもらえるようにするために本当に体系立ててまとめる必要があるので、これはかなり苦しい作業。ヴィジュアルな方が分かりやすいかと思い、1時間くらい掛けて一生懸命図表を描いたりしてた。しかも基本的な知識についてあやふやになっているところが自分にもあることが分かってしまったりして、それを確認しなければならなくなったりするという。。。
教えることが最大の勉強になると聞いたことがあるけどホントなんだなー。
◆英語の勉強:なし
(いつも使ってるICレコーダーが無くなったので、通勤時間はできなかった。でも、よく探したらカバンのポケットの奥深くにあった。)