仕事では、新人の指導をしたり会議をしたりしていた。
経営を改善するための会議に定時後に参加。
管理職各位が居並ぶ中にいたので、意見が大体出尽くした頃に「おい、若いの、なんか意見ないんか」と振られたので、
「個別具体的な改善案を考える前に、世界の競合と張り合い伍していくつもりなのか、国内の需要に応えることに特化して縮小均衡していって最終的に撤退するつもりなのか、先に決めたほうがいいんじゃないですか?」
と思っていたことを言ってみたら苦笑い&スルーされた。
まあ、そんなもんか。
ゴールの設定によって改善案も変わるはず(競合と張り合うなら積極投資が必要だが、縮小均衡なら追加投資はしたくない)なので僕の言っていることは自分では間違ってはいないと思っているけれども、何か権威ある文献やデータに依拠してメッセージを出さないとだめだよね。今後はそういう方向でちょっとデータ集めをがんばってみよう。
原価計算について経理の人と工場の人と一緒に開催している勉強会があった。僕は上司が用意した資料を元に概要を説明せよとのミッションを授かっていたが、財務BS・財務PL・管理PLと、その中の財務原価計算・管理原価計算の差異etcというトピックはかなり広大な内容を含んでいるので、話している途中で訳が分からなくなりアワアワしてしまい、途中から上司に交代。
情けないがしかたない。上司の資料はかなり網羅的で良くできたものだったが、僕が準備不足だった。反省。しかもその後ブルーな気分になり、あまり発言できなかった。反省。
内容は理解しているつもりだったが、理解していることと体系立てて説明できることはまた別の問題ということだ。
◆
僕はどうも人に説明するというのが下手で、公私両面でいろいろ損をしている気がする。
なぜ説明が下手なのか、理由として
1.理解している”つもり”だけど本当は分かっていない。
(1)そもそもの知識が足りない
(2)知識はあるが整理されていない
2.伝えようという意志が足りない
3.説明テクニックが身についていない
というのを考えた。多分、仕事上のことについては1&3要因が大きいと思う。
分野にもよるけれども、会社の原価計算システムについては、自分はかなり把握しているつもりだけれども、上司みたいに自分で図を描いてみたことはなかった。
綺麗な、人に見せられるものでなくてもいいから、自分で図解してみることが必要かもしれない。
私的な領域でも、例えば自分が愛好している音楽やら何やらについて、それがどれほど素晴らしいものかを人に伝えるのがうまく行ってない。
それは2の要因かもしれないが、そもそも没入具合が足りないのかもしれない。ソワカちゃんだって、本当にハマっていたらkihirohitoさん関連の作品は完全に視聴していてしかるべきだし、少なくとも数作品は暗記くらいしているはず。だけど、このblogで紹介記事を書いた時点ではそうではなかった。僕の紹介記事について友人から感想を訊く機会があったけれども、いまいちソワカちゃんの良さが伝わっていなかったというか、見たいと思わせるのには成功していなかったようで、自分のコピー能力のなさにがっかりした。
その点、かがみさんの作品紹介は、全然知らん分野のものであっても「見たい」「やってみたい」と思わせるものが多くて、悔しいけれども感心する。長年取り組んできたジャンプ感想で培ったメソッドやテクがあるんだろうなあ。
最近だとバビル二世や9条ちゃんの紹介が熱かった。
そう。そうだ!熱さなんだ。熱さが伝わることが重要なんだ。
その分野の中の位置づけとかカテゴライズとかそういう外形的なものはどうでもよくて、いかに自分がその作品やキャラのことを愛しているかを表現すべきなんだな!
今この文章を書いてて分かった。
その分野に興味がない人でも、書き手の人格には興味があることが多いはず。その人がいかにハマっているかということが分かるような文章を書くべきなんだ。
んー、それがわかっても具体的に何をどう書けばいいかは分からないけど、今後はそういうことを意識してやってみよう。。
◆
8/8の夕方に大阪方面へ出かけたら、電車がありえないほど混んでいた。淀川花火大会があったらしい。まあ、誘う人も誘ってくれる人もいないから、僕には無関係だが。
とはいえ、みんな連れ立ってウキャウキャしているのを見ていると、なんだか自分が孤独な人間のように思えて、寂しくなってきた。
でもよくよく考えると、学生時代は友人や恋人がいても花火なんかほとんど見に行ってないじゃないか。だから別に何かが変わったわけではない、はずだ。
◆
あ、夏休みに入ったのでしばらく田舎に行きます。というか今まさに新幹線で移動しながらこの日記を書いてるんだ。
Eモバの圏外というド田舎へ行くのでしばらく更新できないかも。
◆ニュース
酒井法子容疑者、か。。。
ごめん。。。興味とか思い入れないや。
それよりお塩先生の続報が消えてしまっているので困る。マスコミは報道出してくれよ。そっちの方が興味あるんだ。
◆metafilter
メタフィルターから拾ってくるものが多いので、もうメタフィルタータグを作ってもいいと思うんだ。
The Chickening is a video game about a chicken who shoots lasers. Out of his eyes. Flying pizza shot out of evil cat heads from Paris, France, Uranus have invaded Earth and transformed the President of The United States of Mexico, Robot Abraham Lincoln, into a piece of broccoli. From the center of the earth the Pentagon desperately dispatches their best agent: Agent 69-420 aka The Chickening. His mission: Destroy Everything and Save the Broccoli!
「ザ・チキニング」は、目からレーザービームを発射するニワトリのゲームだ。フランスのパリから来た邪悪な猫の首から空飛ぶピザが発射され、ウラヌス神は地球を侵略してメキシコ合衆国大統領のリンカーン・ロボをブロッコリーに変えてしまった。地球の中心ペンタゴンは、やけくそになって最強のエージェントを派遣した。エージェント69-420、またの名を「ザ・チキニング」。全てを破壊し、ブロッコリーを救うのだ!
何を言っているのか分からないと思うけど、多分僕の英語力(日本語力)だけのせいではないと思う。
こ、これは具現化した悪夢だ…と思ったら、メタフィルターにも同じようなコメントがあって笑った。文化は違えどこれに感じることは一緒なんだな。特に自機(チキニング)がライフ切れ直前の悪夢描写センスが切れすぎ。
イントロダクション動画が冒頭の紹介文の内容なのだけど、文章よりもかなりキていてやばいw
まだサイト内の徘徊があまりできてないので、何が可能なのか良く分からないが、どうも世界中の言語の発音のアーカイブを作ろうというプロジェクトっぽい。
サイトに飛んでみるまでは単に語学学習上の興味しか持ってなかったけど、これはそれ以上の何か、もしかしたらものすごく偉大なプロジェクトになるんじゃないかという気がする。
forvo:
forvo日本語ページ:
◆英語
このところなし。
僕の耳はkihirohito作品聴くのに忙しいんだ…
>「個別具体的な改善案を考える前に、世界の競合と張り合い伍していくつもりなのか、国内の需要に応えることに特化して縮小均衡していって最終的に撤退するつもりなのか、先に決めたほうがいいんじゃないですか?」
返信削除>と思っていたことを言ってみたら苦笑い&スルーされた。
データの有無の問題ではなく、戦略と戦術の違いの話かと。
おっしゃっていることは「データをより詳細に用意することで、現実に即した内容にしてより具体的な手法(戦術)に落とし込むということだと思いますが、
結局それはそれで戦略部分について「本当にそうなの?」と疑われてしまう傾向はあると思います。
現場のバカはロジックやデータよりも過去の成功体験に執着するものですから。
自分ブランド(MBAや資格取得等々)を構築して、そのブランドでもって「成功体験よりも私が言うことの方が正しい」と言うやり方のほうが正攻法な気がします。
企業風土にもよるのでなんとも言えませんが。
返信忘れてました…
返信削除>「本当にそうなの?
そうなのよ。それはありまくるよ。なんたって僕はまだ働き始めて3年目だし。
現場のバカ、とは僕は思いませんけど(笑)、現場の人やその管理者の過去の成功譚は、事業環境が変わってしまった今となっては役に立たない事も多くなっているということはあると思う。体験というか、ロジックやデータも含めてね。
そこを分かってもらうための戦略として、説得力のあるバックグラウンドの取得というのは確かに必要そうだね。
簿記2級じゃあきらかに不十分だなw
最近、アメリカのCMA(公認管理会計士)という資格が気になってる。CPA(いわゆる公認会計士)とは別にそういう制度があるらしい。これいいかも。僕には財務よりもそっちの方が向いてると思うし。